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梅雨が明けない・・・・

年はいもち病の多発生の可能性があります。
過去には、昭和38~39年、昭和49年、平成3~5年が比較的にいもち病が多かったと
記憶しています。
特に昭和49年には私は栃木県担当として農薬の営業マンをしていましたが、
ひどい所は7月中旬時点で水田が遠くから見て茶色に見えました。葉イモチの大発生です。
当時はラブサイドやその混合粉剤が主流でしたが、万の単位のケース数を販売しても、
品物が足らず、商品が店にトラックで早朝に到着すると農家の方々の、品物の奪い合いで大変な騒ぎであったと今でも覚えています。
東北地方では冷たい東風(ヤマセ)が吹いて、稲穂が出ないような(出ても実らずいつまでも直立状態)現象が有りました。
今年は現在7月24日です。それほどいもち病の多発は見られませんが、この梅雨が長引くと
穂いもちの多発生の心配があります。
毎年、出穂時にカメムシやいもち病防除をされている方は、早めに品物の確保を
されることをお薦めします。
いもち病防除ではブラシンフロアブル、ブラシンジョーカーフロアブル(いもち+カメムシ)
ブラシントレバリダ水和剤(いもち、+カメムシ+紋枯病)などがありますが、
粉剤も各種の混合剤がございます。

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静岡県袋井市高尾町1-2
豊田肥料(株)アグログリーン部
 鳥羽 和興
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