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D-D剤の状況について・・・

今年の12月までは昨年の1~12月の実績の50%量の入荷しか見込めないが、
来年の1月~12月は米国をはじめ世界的に住宅建設、自動車製造、電機製品の生産
等の産業生産活動が緩慢ではあるが、少しづつ回復していくため、エポキシ樹脂の
製造も回復傾向をたどると思われる。
この為、今年より多く昨年より少ない、中間的な量、つまり今年の20~30増の製造に
止まるものと思われます。
また、原料の入手困難であることから、価格も上昇傾向であると考えられます。

相対的な農薬価格については、一部の農薬の価格値下がりはあるかもしれないが、
相対的には横這いに推移するのではないかと思われます。

肥料については専門ではないので、詳しくはありませんが、世界的な温暖化と
気象変動により、多雨、低温、旱魃、高温の地域がみられ、食料生産が減少傾向が続いていること、
バイオエタノールの生産による食料の増産が続くことから、飼料や実際の
食品の不足傾向が続き、これに対する投資活動で益々価格が上がるおそれがあり、
肥料原料の不足からまた肥料が値上がりする可能性もあり、今後の動きが
心配されます。

来年の農薬価格と原油価格とは大いにかかわりがあるが、昨年の秋の価格決定時の
前年年間平均の原油価格は100ドル以下であり、昨年7月の147ドルは最高値、
昨年12月の32.4ドルは最安値(1バレル当り)ですが、現在は72,84ドルと原油価格は
値上がりしてきており、昨年春時点の価格に近い価格になってきている状況から、
あまり原油の値下がりによる農薬価格の引き下げはきたいできないようだ。

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静岡県袋井市高尾町1-2
豊田肥料(株)アグログリーン部
 鳥羽 和興
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