2010年7月15日
コブノメイガの被害が・・・・
水田で目立ってきました。
九州などの西南暖地での発生は多くパダン剤の出荷がかなり増えているそうです。
静岡県内の掛川、袋井でもその被害が多くみられており、今後防除活動が
活発化する可能性があります。コブノメイガは日本では越冬できず、ベトナムや中国南部で
発生、増殖したものが、梅雨前線にのって日本にやってきます。
特に止め葉、第2葉、第3葉が被害を受け、白くなると、そこで葉緑素のなかで水と炭酸ガスと太陽エネルギーに(炭酸同化作用)
よってつくられたデンプンからお米ができるわけですから、その葉がコブノメイガに食べられると
収量に影響します。
そのほか、今年はいもち病の注意報が出ている県もだんだんと増えており、いもち病の
被害も少し心配です。
みなさんの水田を見回り、被害が出そうな水田は早めの防除が必要です。
また、果樹では杉の球果が前年秋に多いとカメムシがそこで増殖し、翌年の発生が
多くなるそうです。今年のカメムシの越冬量は多く、果樹での被害が多くなることが
懸念されているそうです。
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静岡県袋井市高尾町1-2
豊田肥料(株)アグログリーン部
鳥羽 和興
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