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ミカントゲコナジラミが愛知県尾張地方で

3確認され、10月14日に愛知県から病害虫発生予察特殊報第2号として発表された。
この害虫は外国からの侵入害虫であり、平成16年に京都府で初めて確認され、
その後、滋賀、奈良、三重、島根、福岡、埼玉、岐阜、大分、岡山、兵庫の各県に広がり、
今回、隣県の愛知県でもその発生が確認された。
この害虫は、カンキツ加害系と茶加害系に分けられ、日本に侵入した害虫は茶加害系
であるため、茶、サザンカ、ヒサカキなども加害するが、カンキツ系統には加害しない。
発生は年3回で幼虫時に茶の葉裏に加害し、幼虫は黒色で1mm位。年間では、5月中旬(越冬世代)、7月中旬(第一世代)、8月中旬~9月上旬(第二世代)、10月中下旬(第三世代)と発生を繰り返し増加していく。

また、この害虫に登録のある農薬は、アプロード水和剤、アプロードエースフロアブル、ハチハチ乳剤、ダニゲッターとトモノールS(この剤は、10月~3月のみの防除)などである。

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 鳥羽 和興
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