トップページ » 2011年7月

今日と明日の2日間、箱根にて・・・・・・・・・・・・・・・

某メーカーのゴルフ場農薬の研修会があり、行って参ります。

あいにく、両日とも、雨が降ったり止んだりの天候となるようですが、
行ってまいります。
ゴルフ場関係は、東日本全体に震災と放射能汚染、不況の影響がもろに大きく、
影響を強めていて、来客数減少に悩まされています。

群馬県のゴルフ場防除請け負い業者が、こういう状況から、今年静岡県に営業拠点を
増設されました。

厳しい中でさらに厳しさを増していくこの業界、勝ち抜いていくのは、体力勝負です。
お互いに頑張りましょう。

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静岡県袋井市高尾町1-2
豊田肥料(株)アグログリーン部
 鳥羽 和興
TEL 0538-42-4113 FAX 0538-42-1152
nouyaku-t@toyodahiryo.co.jp
 URL http://www.toyodahiryo.co.jp
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by   at 08:50  | Permalink

アカリタッチ乳剤の登録が7月20日付けで・・・・・・・・・・・・・・

拡大されました。
野菜類のハダニ類に対して・・・1000~2000倍の登録が→1000~3000倍に。
いも類のハダニ類に対して・・・2000倍の登録が→2000~3000倍に変わり、
いままでよりも経済的に御使用できるようになりました。

但し、うどんこ病に対しては今まで通り2000倍での希釈倍数の登録となっています。

何れも収穫前日までの登録です。

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by   at 14:20  | Permalink

フードファディズムという言葉をご存知ですか?・・・・・・・・・

これは、食べ物や栄養が健康と病気に与える影響を過大に信じること、科学が立証した事実に
関係なく何らかの食べ物や栄養が与える影響を過大評価することである。
科学が立証したことよりもその影響を信じ、固執していることである。

○悪いとされるもの。
 精製された穀物による食品、砂糖、異性化糖、炭酸飲料、食品添加物、うま味調味料、ファーストフード、マーガリン、動物性たんぱく質・脂肪、牛乳、菜食主義、遺伝子組み換え作物、米、インスタントラーメン。
○良いとされるもの
 オリーブオイル、有機食品、無農薬食品、雑穀、納豆、天然酵母、有精卵、天然塩、サプリメント、
 イチョウエキス、プロポリス、レシチン、アロエ、コラーゲン、酵素、ローフード、ダイエット食品、
 ゆで卵ダイエット、お茶で痩せる、牛乳で安眠。

農薬もこのフードファディズムの被害を大分うけていると思われます。
詳しくは下記をご覧下さい。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%BA%E3%83%A0


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by   at 13:10  | Permalink

台風6号の影響で・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

静岡県西部のみかん地帯では、今年表年であったため、みかんの過剰な成り過ぎを警戒して、
フィガロン、タームなどの
摘果剤を撒布していた。
そこへ台風6号が来て、直撃は無かったものの、その風によって、落果が激しく、
被害がかなりのものとなったようだ。

また、県中部の、榛原町、相良町周辺では、稲の開花時期に台風の被害があり、風にもまれて、
白穂となってしまった水田が結構見られるとのこと。

今後、段々とその被害状況は明らかになっていくが、今後の悪影響が心配される。


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by   at 17:40  | Permalink

オルトランカプセルが・・・・・・・・・・・・・

欠品状態となりました。
秋までの製造予定はまだ立っていないようです。

弊社には多少の在庫は有りますが、もう引き合いが来ています。

年々オルトランカプセルの需要は増えてきているようです。

また、オサダン剤、ツィンパックフロアブルなども製品のメーカーの荷動きが止まった
ようです。
多少の量ならば、弊社にはまだ在庫のあるものもございます。

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by   at 14:58  | Permalink

予てより、登録を取っていたヨーカヒューム(劇物)が・・・・・・・・・

本年8月8日より、アリスタライフサイエンス社から発売されます。

かってのヒューム剤の代わりとはすぐにはなりませんが、新たな土壌くん蒸剤として
登場します。

登録作物は、トマト、メロン、カーネーション、きくなどの登録が有ります。

この剤は流通ルートが特殊で、弊社の販売権は有りません。


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by   at 14:32  | Permalink

7月15日に水稲、斑点米カメムシ類の発生予察注意報を出した・・・・・

これは隣県の愛知県の情報ですが、静岡県でも注意が必要です。
根拠としては、水田内で過去5年間で2番目に多く、畦畔では過去5年間で
発生が最も多いということです。

主に捕獲されているのは、アカスジカスミカメ、ホソハリカメムシ、クモヘリカメムシであるが、
平成20年に確認された、ミナミアオカメムシも水田内で確認されているとのことです。

特に出穂の速い稲にはカメムシの被害が集中するため、注意を要するとのことです。

ダントツ、キラップ、トレボンなどでの防除をお薦めします。

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by   at 11:40  | Permalink

台風6号が去って・・・・・・・・・・・・・・・・

また、暑くなってきました。
湿度も高くなり、蒸し暑いです。
茶では、オルトラン水和、ダコニール1000、ハチハチ乳剤、ウララドライフロアブルなどが、
水稲では、ブラシンフロアブル、キラップジョーカーフロアブル、バリダシン液剤、モンカットフロアブルなどが出荷されています。

また、除草剤では、クリンチャーEW,混合剤では、イモチエースキラップ粒剤、
非選択性除草剤では、ラウンドアップマックスロードなどが出ています。
その他、肥料では、大塚ハウス肥料のご注文が多いです。

年間でも、一番農作業が忙しい7月、肥料・農薬のご準備は大丈夫ですか?

ご用命をお待ちしております。


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by   at 14:06  | Permalink

7月20日付けで、クリアオールが茶にも登録拡大・・・・・・・・

になりました。
この殺虫剤は、バイエルのダニゲッターとアーデントの混合剤で
発売時期は未定です。
同時に従来の登録の野菜の内容も変更があるようですが、メーカーのホームページ
にもまだ掲載されていませんので、追ってご紹介します。


○全般の新規農薬登録情報は下記で毎回発表されております。(参考)

http://www.greenjapan.co.jp/noyak_new1.htm


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by   at 10:13  | Permalink

キラップフロアブルが、かんきつ、柿に19日に登録拡大・・・・・・・・・・・・・・

されました。
かんきつではチャノキイロアザミウマ、アブラムシ類に1000~2000倍で収穫21日前
まで、2回以内の使用で登録されました。
かきではカメムシ類で2000倍、収穫7日前まで、2回以内で登録されました。

○但し、この登録に伴い、以下の注意事項が追加されていますので、ご注意ください。
 かんきつの施設栽培及び着色始期以降での使用は、果実に薬害を生ずる恐れ
 があるので、使用しないこと。

かんきつのカメムシに登録が無いのは、このためのようですので、ご注意ください。

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by   at 09:56  | Permalink

スマレクト粒剤がメーカーの在庫が品切れと・・・・・・・・・・・・

なりました。
ちょうど普通期が8月5日出穂とすると、使用時期が終わりに近づいていると思いますが、
晩生の品種などは、まだまだ使用時期があるので、
いろいろ探してみたいと思っています。

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by   at 08:13  | Permalink

今日は、「食の安全、正しい農薬の取り扱い方法と現状の課題」・・・・・

という講題で農家の方、約100名を対象に説明会を実施しました。
その項目を下記に記載させていただきます。

「食の安全、正しい農薬の取り扱い方法と現状の課題」
A、農薬の基礎知識

①農薬残留基準(ADI)

②トレーサビリティの記録保持(農薬使用履歴を記載しておく。)

③ポジティブリスト制度

④農薬として農水省の登録番号を持っているものを使用する。

⑤販売・使用禁止農薬とは・・・BHC,DDT,アルドリン、エンドリン、砒酸鉛など。

B、正しい農薬の使い方。


①農薬の使用規制を守る

②ラベル表示を確認する。(農薬製品に小さい文字で記載されている。)
  希釈倍率(濃く使える限度)、使用薬量、使用水量(制限水量)、使用時期(収穫7日前まで
  で使用を止める。 使用回数(栽培中の使える限度回数。但し茶の場合は各茶期の
  時期内。)

③撒布水量を計る

④薬液量を計る

⑤希釈濃度を計算する。

⑥殺虫、殺菌剤と除草剤の撒布器具を変える。(2つ用意する。)

⑦農薬同士の混用ができるかを知りたい。また、疑問点について相談したい。→
  農薬総合相談室・・・・・・・・TEL  03-5209-2512

⑧撒布時のマスク、防除衣をつける。

⑨農薬のドリフト対策をする。

⑩撒布は風下から風上にかけて実施する。(風を背に受けてバックしながら撒布する。)

⑪撒布作業後は薬液容器、ホースも水を通して良く洗う

⑫使用薬剤の履歴を記載しておく。

⑬撒布したあとは風呂に入り、晩酌などは控える。

C、現状の課題(いろいろな事例)

①農薬をドリンク用ペットボトルに移し変えて各家庭に配り、誤飲事故が発生。

②撒布したホースの洗浄不十分で使用していない筈の農薬が検出された。

③農家の高齢化で、ご主人が亡くなり、奥さんが農薬の使用濃度を間違えた。
  これが残留農薬として検出され、問題化した。

④クロールピクリンを使ったが、被覆不十分でご近所から消防、警察へ通報された。

⑤パセリから使用登録の無い農薬が検出され、同地帯の集荷所のパセリが
  全部出荷止めとなった。

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by   at 16:07  | Permalink

昨日はFIFA女子サッカー世界大会2011が・・・・・・・・・・・・

ドイツで行われ、世界ランク第1位のアメリカを破り、日本が優勝しました。
前半から結構アメリカに攻め込まれ、危ない場面もありましたが、どうにかしのぎ、
後半戦でアメリカに先制の1点を入れられ、負けたかなと心配しましたが
終盤で同点に追いつきました。
延長戦になってからも、先制したのはアメリカでしたが、終了3分前に
澤選手が劇的なボレーシュートを決めて同点に持ち込みました。
PK戦になってからは、海堀あゆみ選手のみごとな防御により、また日本選手の最後の
熊谷選手のみごとなけりこみによって、3-1の差で勝利しました。
この勝利により、日本中が久しぶりの、明るいニュースに湧き立ちました。

東日本大震災とそれに続く放射能汚染に悩まされている日本にとって
まさに大変プラスになることだと思います。

このことによる経済効果は1兆円以上になるそうです。
これで国民の気持ちが明るくなり、消費が増えます。サッカー関係のグッズが
売り上げを増やします。
日本女子サッカー選手が高額でスカウトされます。
デパートなどが記念売り出しをします。コマーシャルが増えます。などなどです。

今日は台風6号の影響で雨が降っています。
この被害が出ると、このあと稲の病害防除が必要となります。
弊社も農家の方の、ゴールキーパーの役割をお手伝いするべく、
頑張っておりますので、今後共宜しくお願い申しあげます。
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by   at 08:16  | Permalink

農薬に関する情報の検索の方法について・・・・・・・・・・

下記にご紹介させていただきます。


参考資料のコンピューターによる調べ方。 平成23年7月14日
豊田肥料株式会社
鳥羽 和興

○自分の栽培している作物に使える農薬の種類を調べたい。→
静岡県病害虫防除基準
http://www.s-boujo.jp/

○静岡県内の病害虫の発生状況を知りたい。→
静岡県病害虫防除所
http://www.agri-exp.pref.shizuoka.jp/boujo/boujo.html

○作物病害虫図鑑で自分の栽培している作物の、病害虫の判定をしたい。
http://www.jppn.ne.jp/fukuoka/boujyo/boujyo_t.htm
http://www.nousou.jp/zukan/

○農薬を購入したい。→
http://www.toyodahiryo.co.jp/nouyaku/index.html
又はgoogle・・・・・・豊田肥料・・・・・・・検索して農薬インターネットホームページをクリックする。
このホームページの商品名をクリックすると最新の登録状況が表示されます。
このサイトで使用回数、収穫前日数の確認もできます。

○農薬の最新の登録内容を知りたい。  使用規制、使用回数 収穫前日数を知りたい。→
google・・・・・・・   検索・・・・・・・・・農薬名記入・・・・・検索ボタンを押す
→最新の登録内容が出てきます(メーカーのホームページ)

○有機栽培で使える農薬を知りたい→
http://www.greenjapan.co.jp/yuki_hyoji_noyak.htm
又は「有機」表示のできる農薬 ということばでgoogle検索すると見つかります

○天敵(農薬)一覧(天敵類も農薬の種別に分類されます。)
 天敵類の販売されているものを調べるには、google検索で「天敵農薬一覧」で
 検索するか、下記を打ち込んで検索すれば出てきます
http://www.jppn.ne.jp/jpp/bouteq/seibutunouyaku_data/BiologicalControl_20091216.pdf


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by   at 08:31  | Permalink

今日は、最近私が読んだ本の要約を・・・・・・・・・・

ここにご紹介します。
TPPについても、より広い分野での日本への大きな影響があると、
著者は訴えておられます。
詳しくはこの著者の本をお読みください。
ご参考まで。


「震災大不況にだまされるな  (三橋貴明氏)」

日本の復興を望まない者たちに気をつけろ
その彼らとは、財務省とそれに連なる政治家、評論家達である。
その人達は10数年前から日本は破綻すると言い、「公共投資を削れ、
消費税増税が必要だ」と主張してきた。
これに対し、三橋貴明氏によると、日本経済は破綻などしない。むしろ、
デフレから脱却するためには、国債を発行し、公共投資を増やすべきだ。
増税などしてはいけないと反論してきた。
その後2010年7月の参院選で民主党は大敗した。
そこへ2011年3月に東日本大震災が発生。
今後は復興税が必要だといい始めている。
阪神大震災の被害は10兆円だったが、東日本大震災は20~30兆円に
もなる。
これを税金だけでまかなうのは無理である。
阪神大震災のあと、消費税増税と公共投資削減を行い、日本はデフレに
なった。
日本の国債の金利は1~1.3%程度で、世界の国々の3~4%に比べて低く、
ハイパーインフレになどならない。(国内に供給能力の余力があるため。)
多少のインフレ政策を取ったほうが、国民の消費意欲も増してくる。
インフレ化してから、消費税を上げるのなら賛成できる。

過去に日本がインフレを経験したのは、戦争時を除いては1回しかない。
1974年の狂乱物価である。
その要因は①マネー過多、②供給力不足、③需要過多である。
このときはこの3つが揃った。
1971年にニクソンが米ドルと金の兌換停止をした。  円は1ドル360円から
308円になった。
日銀は政策金利を5%引き下げた。  1973年、第4次中東戦争によりオイルショック
が発生。→石油の供給不足が発生した。
加えて、田中角栄首相が日本列島改造計画により、公共投資をすすめ、
需要拡大を行っていた。
これにより3つの要素が重なった。→物価指数は20%を超えた。
しかし、翌年には落ち着いた。

○TPP必要論が震災後にわき上がっている。
 これは米国大統領が国内の雇用創出という面からだけで進めようとしている。
 他国から雇用を奪うという考え方だ。
 TPP加盟予定国のGDPを比較すると日本23.7%、米国66.7%、
 豪5.4%、その他の国々合計で4.2%である。 これは、明らかに日本を
 ターゲットにしているということだ。
 関税を見ると日本は現在、農産物に21%の関税をかけているが、その他は
 むしろ、米国よりも低い。
 米国は農産物とサービスの日本への輸出を狙っている。
 米国カーギル社、種子のモンサントも日本進出を希望している。
 日本の800兆円ある預貯金も狙われている。
 米国は世界最大のサービス輸出国である。
 金融・・シティグループ、通信・・AT&T、建設・・べクテル(世界最大)、
 建設機械・・キャタピラ、航空機・・ボーイング、飲料・・コカコーラ、
 物流サービス・・フェデックス、ITサービス・・ヒューレットパッカード、
 インテル、IBM、マイクロソフト、オラクル、製薬・・ファイザー製薬、
 ジョンソンアンドジョンソン、小売業・・ウオルマート、メディア・・
 タイムワーナー。
  これらが、日本へなだれ込んでくる影響は(農産物に限らず)計り知れない。
 例えば、地方公共工事→現在23億以上を外国企業にも門戸を開けていた。
 これが、TPPにより、7.65億までの引き下げになる。
 このお知らせは英文での交付が義務付けられる。
 サービスに関する公共事業の国際入札範囲は現在は中央政府が6900万、
 地方自治体→2.3億までであったものが、TPP参加後は中央政府750万、
 地方も750万となる。→どれほど現場の足を引っ張るか?
○さらにTPPで怖いのが、労働の自由化だ。
 当初は無制限ではないが、ある事業に必要だといえば、米国のべクテル(建設)
 がベトナムの労働者を導入することは十分ありうる。
 ベトナムの国民所得は日本の37分の1である。
 これこそが、グローバル化の問題点であり、賃金は最低線に限りなく近づいて
 いく。

○分岐点にさしかかった世界
 2011年2月、エジプト政変でムバラクが倒された時、アメリカは軍隊を派遣
 しなかった。アメリカは世界の覇権国が変わり始めるということだ。
 米国の輸出倍増計画と同時に米国が打ち出したQE2という施策で
 米国内の銀行からFRBが長期米国債を買い取るということで、2011年の決定以来、
 2011年6月までに6000億ドル(48兆円)を買い取っている。
 米国は今後輸入国から輸出国に変わろうとしている。
○資本主義が始まって以来、オランダ、イギリス、アメリカと世界の経済の
 中心国は変わっていった。
 覇権国が替わるときは、悲惨な状況を経験している。
 チューリップバブル1637年、南海バブル1720年、NY株式バブル1929年である。

○アメリカについで覇権国となるのはどこか?→日本かドイツしかない。
 中国はなりえない。消費市場が小さいからである。
 中国は日本などから資本財を買って、組み立て、米国、欧州に売っているだけだ。
 中国は前門のインフレと後門のバブル崩壊に怯えている。
 ユーロ崩壊の危機が迫る。ギリシャについで、アイルランド、スペイン、ポルトガル
 などが経済状況の悪化に苦しんでいる。
 ユーロ圏にいると通貨が下落せず、競争力が出ないままで、再建が困難である。
 
○道路はもういらないというのは間違い。
 日本の80kmで走れる道路は6301km、イギリス8483km、フランス10509
 km、ドイツ12174km、イタリア6532km(外国は100km以上)
 東日本大震災で道路が寸断されたのに、複数の道路が無かった。

○日本の公務員は多すぎるも間違い。(地方公務員、特殊法人、軍人も含む。)
 人口1000人当りの公務員数は日本が31.6人、ドイツ54.3人、イギリス77.2人
 アメリカ77.5人、フランス86.6人、ギリシャ100人である。

○行政システムの二重化を検討すべきである。
 これだけ地震の多い国で東京一極集中は良くない。
 大阪と行政機能を重複化させるべきである。

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by   at 17:07  | Permalink

先週末に梅雨明けしました。・・・・・・・・・・・・・

毎日暑い日が続いていますが、皆さんお元気ですか?
今日の農薬の動きは、水田後期除草剤、いもち剤、紋枯れ剤、ウンカ・カメムシ混合剤、
茶用殺虫剤、殺菌剤、非選択性除草剤(ラウンドアップ、バスタなど。)、みかん用殺菌剤
などが、売れていました。

7月はいろいろな野菜、果樹、茶、水稲などに、問題となるような虫や病気の
防除剤が出荷されます。

在庫過多、在庫不足が起きないように毎日、状況のチェックに
忙しいです。

今まで、梅雨の曇天や降雨で防除ができなかった分、ここで必要な薬剤は
入手して、被害の拡大を防ぎましょう。

明日はこのブログで、三橋貴明氏か書いた本のご紹介をしたいと思っております。
TPPに参加すると、どのようなことになるのかが、詳しく書いてある
本です。

お楽しみに!!

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by   at 17:42  | Permalink

ディプテレックス剤の製造は・・・・・・・・・・・・・・・

7月下旬に全農薬で少し製造をするようです。(現在は品切れ。)

永年にわたって販売してきた農薬ですが、販売を止めるとは、さびしい
ことです。

現在はこれに替わりうる、農薬が、多種ありますので、あまり心配はいらないと
思います。

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by   at 11:50  | Permalink

今年は、高気圧の勢力が弱く・・・・・・・・・・・・・・・・

「気まぐれ高気圧」というんだそうです。
その分、梅雨前線が北へ移動したり、南へさがったっりで、不安定な
気候条件となり、高温となったり、温度が下がり、雨が降ったりの不安定な気候条件となっています。

三方原のバレイショも出来が悪くて、病気も多くなりがちで、困っています。
今後茶ではたんそ病、もち病など、稲ではいもち病、紋枯れ病、野菜では
うどん粉病、べト病、みかんでは灰色カビ病などに警戒が必要です、

その他、茶ではチャノミドリヒメヨコバイ、チャノキイロアザミウマ、ホコリダニ
なども結構出てきているようです。


雨の日が多い中、いろいろな災難が押し寄せてきて、大変ですが、
宜しくお願いします。

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静岡県袋井市高尾町1-2
豊田肥料(株)アグログリーン部
 鳥羽 和興
TEL 0538-42-4113 FAX 0538-42-1152
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by   at 08:35  | Permalink

ディプテレックス剤の登録維持を・・・・・

ユーピーエルジャパン株式会社が自主的に辞退することを決めたとのことです。
販売機関の全国農薬協同組合では、同剤の乳剤、粉剤について、
平成24年3月まではその登録を維持する意向であるとのことです。

今後の販売収量時期、販売数量などについては、今後検討の上
各卸会社などへ連絡するとのことです。

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by   at 11:04  | Permalink

コラトップジャンボは7月1日にメーカーが・・・・・

品切れとなりました。
但し、コラトップ粒剤、コラトップリンバー粒剤などの在庫は切れていません。
ブラシンやその混合剤、オリゼメート粒剤やその混合剤なども、まだ在庫が有りますので、
大丈夫です。


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by   at 10:46  | Permalink

愛知県の稲いもち病発生予察システムの・・・・・・・・・・

情報によると、静岡県境付近の豊橋、新城地区で、6月20日、21日にいもち病の
発生好適条件が出ています。
その日から5日から7日で発生が始まり、2週間(ちょうど今日あたり。)で発生が目立つように
なります。
曇天や雨の日が続くと、さらに病斑が拡散していく恐れもありますので、
注意しましょう。

その他、もんがれ病、カメムシ類、イネアオムシなどもやや多いとの予報が、
でていましたので、ご注意ください。

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by   at 10:25  | Permalink

フォリオゴールドがシンジェンタジャパンから・・・・・

発売された。
今まで販売していた、フォリオブラボから製剤をフロアブル化したものである。

この剤の成分はリドミルとダコニールの混合剤でぶどうや各種野菜のべト病、疫病、うどんこ病
灰色カビ病、たんそ病、つる枯れ病、褐色腐敗病などに適用登録を取っています。

この他、シンジェンタからは、デュアルゴールド、ゲザノンゴールドなどの除草剤も
発売される予定だ。

ところで、ダコニール1000(その他の剤の混合剤も多い。)と他の剤の混合剤の
種類は多い。
ダコレート(ダコニール+ベンレート)、ダコレックス(ダコニール+スミレックス)までなら、
まだ分かりやすいが、
上記のフォリオゴールド(ダコニール+リドミル)
プランタンフロアブル(ダコニール+ロブラール)
シトラーノフロアブル(ダコニール+有機銅)
ドーシャスフロアブル(ダコニール+ランマン)
など、どんどんといろいろな剤との組み合わせで商品名を
変えられると販売する我々業者にもどんどんと分かりにくくなる。

問題は農薬の作物収穫前までの使用回数制限である。
混合してある各成分ごとに規制されていいる回数制限が違うため
農家(農家でなくとも使用回数制限はその規制が課せられている。)の高齢化もあり
農作物ごとに、農薬の使用履歴の記載(トレーサビリティ)が義務つけられているが、
農薬名が違うとこの認識が出来なくなるという問題が大きい。

また上記農薬には成分名(フォリオゴールド→ダコニール+リドミル・・・・→TPN+メタラキシル)
と上記の内、TPN+メタラキシルとしか記載されておらず、農家(とくに高齢の)には
極めて分かりにくい表示となっています。

それでは、今後どうすればよいのか、ですが
①成分名と商品名を統一化する。
②一成分で複数種類の商品名を認めない。
などの改善、改革をはかるべきではないかと思います。

水田除草剤なども種類が大変多いですが、成分がほぼ同じでも
商品名が違うなど、種類が多いだけに、大変わかりにくくなっています。

大きなことを言えば、日本の農薬登録の規制制度が、
国際的には大変特殊なものとなっており、農家や国民が「安心安全」の
大儀名文のため、高価な農薬の購入をさせられているということです。

なぜ、日本の農薬が高価になるのか?
それは、作物毎に、病害虫毎に作物残留試験(全作物)、効果試験を実施し(全て公共の試験研究機関による。)大変なお金がかかるためです。

外国では、薬剤毎に、動物実験をして残留毒性、催奇形性、亜急性、急性毒性試験
土壌残留性試験などは実施していますが、日本のように刺身のつまにいたるまでの
全作物での各害虫、病害、雑草ごとの登録試験(その後の各県での病害虫防除基準採用のための展示圃試験、各農協、小売店での効果試験とテストが延々と続きます。)
までは国で義務付けられておらず、メーカーの効果試験データにより販売しています。
また、効果不足の問題が万一起きた場合は保険で対処されます。
日本では、万一薬害問題が起きた場合でも公共の試験場や国が薬剤を多額の試験
費用をもらって試験していても、補償費用を支払ったという話は、私がこの業界に
て仕事をしていて45年以上になりますが、1回も知りません。

東日本大震災の影響もあり、TPPへの参加意向を表明していた菅総理も
これを延期されたようですが、日本の農作物を海外へ輸出することも考えるならば、
国際的な農薬規制と日本国内の規制が全く違うのは価格競争力の面からも
不便なことだと思います。

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by   at 09:27  | Permalink