最近、読んだ本で・・・・・・・・・・・・・・・

三橋　貴明氏の「ニュースに騙されない！　日本経済の真実」という題名の本が、非常に興味深かった。
この中では、いろいろ新しい発想により、今までの政治家や経済評論家、マスコミ報道の間違いが指摘されている。

①構造改革路線が日本を滅ぼす。　
②マスコミが伝えないアベノミクスの真意
　　金融政策と財政政策が正しいデフレ対策である。
　　インフレ率２％で完全雇用を目指す
　　規制緩和中心の成長戦略は間違い
　　人口減少デフレ論のウソ
③日本の財政赤字の正体
　　財務省の「国の借金」というプロパガンダ
　　「国民一人当たり○百万円の借金」というウソ
　　緊縮財政政策では赤字国債は減らない
　　「実質ＧＤＰの成長」を理由に消費税増税はできない。
④日銀の役割を正しく理解せよ
　　日本政府は財政破綻「しない」ではなく、「できない」
　　国土強靭化政策は「デフレ対策」として完璧に正しい
　　日銀の国債買取は正しい。
　　日本がハイパーインフレーションに陥ることはない
　　異常なまでの「日銀の独立性」が諸悪の根源
⑤公共投資こそ日本経済再生の要
　　「コンクリートから人へ」はおぞましい思想
　　「公共投資はムダ」は根拠無き刷り込み
⑥アベノミクスを阻む四つの要因
　　デフレ退治に逆行する構造改革
　　「日本の公務員は多すぎる」という虚偽操作
　　緊縮財政を強行すると財政は悪化する
⑦ＴＰＰ参加は日本を破滅に導く
　　日本はＴＰＰに参加する必要など全く無い
　　ＴＰＰで多くの国内市場が外資の餌食になる
⑧グローバリズムの限界と呪縛
　　国家による保護を失ったＥＵ加盟国
　　「究極のグローバリズム」ユーロの終わり
　　不動産バブルの崩壊で危機に陥ったオランダ

　　高失業率から抜け出すには反グローバリズムしかない。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上
この本の中で私が一番興味を持ったのはＴＰＰについて
日本にとっては、マイナス面しかないというところでした。
ＴＰＰ加盟については安倍政権はよほど慎重に対処して欲しいと
感じています。
ＴＰＰ加盟は止めたほうが良いと思いました。（私の個人的意見です。）

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