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デング熱は、その被害拡大が止まらず・・・・・・・・

明治神宮の一部やその他の公園まで立ち入り禁止地区が広がっているようです。

静岡県でも発病者が一人発見されたと報道されていました。

このデング熱はまだ大したことはないですが、マラリア菌を持っている蚊が日本へ

入ってきたら大変ですね。  最近の地球温暖化現象により、マラリアの日本での流行は

時間の問題だと言う人もいます。

農薬を極端に嫌う方も、マラリアの流行という事態になれば、蚊の防除(農薬の散布)は許して

くれると思います。 

○今から52年前、アメリカのレイチェル・カーソンという女性が「沈黙の春」という本を出しました。

 当時はBHC、DDT、パラチオンの全盛期でしたが、これらの農薬は毒性が強い(パラチオン)、

 土壌中での残留が長期にわたるなどの特性があり、生物濃縮などにより、自然界に長く残るた

 め、それが最終的に人間の体内などにも蓄積されることを問題視して、使用禁止となりました。

 でも、その前にBHC、DDTは発疹チフス、マラリアなどの被害から、ノミ、シラミ、ダニ、蚊など

 の防除により大変多くの人間の命を救ったことも事実です。

 安価なこれらの農薬、薬剤の禁止により、東南アジア、アフリカではこれらの病気にかかり

 亡くなっていった人も数多くいると思います。

 戦後まもなくは、DDT粉剤を頭から散布し、ノミ、シラミ、ダニの防除に使った世代の人(私を含 め)は

 特に早死にした人は居ないと思います。むしろ日本人の平均寿命は伸びているので、特別の

 害があったとはあまり思えません。

 とにかく、世界中には数々の伝染性病害、蚊やノミ、ダニ(最近ではマダニが問題化していま

 す。)などによる拡散もあるわけですから、あまり農薬を過度に恐れず、必要な資材として認め

 ていただきたいと思います。

 農業者にとっては、生活の糧となる作物が虫害、病害、雑草害などによってだめになっていく

 ことは大変な苦しみであります。

 それなのに、無農薬での栽培で、しかも安く農作物を購入したいという考えの人が、都会には

 多いと思います。 今までの要求があまりにも無理難題であったなと思っていただけると

 幸いです。

  今後とも宜しくお願い申しあげます。


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豊田肥料(株)アグログリーン部
 鳥羽 和興
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