日本の農薬登録制度の見直しが・・・・・・・・・・・

６月より、国の食品安全委員会によって進められており、今後５年間程度をかけて
全農薬を欧米と同じような方法で規制しなおす動きとなっている。

難しい言葉でありますが、急性参照用量（ＡＲｆＤ）を設定するということです。
言葉を変えると急性暴露評価といって、今まではＡＤＩ（一生食べ続けても大丈夫な農薬量の１００分の一を基準としていた。）を基準としていたが、これに加えて、一度に大量に摂取しての安全性についての審査をこれに加えるということです。

この審査のやり直しにより、影響を受ける農薬はまだ不明だが、すでに何剤かは、その見直しに
より影響を受けている。

主に使用の基準（農薬登録内容）が変わる予定の農薬は、オルトラン粒剤、オルトラン水和剤と
その類似製品です。
具体的には粒剤はミニトマトとはつかだいこんについては登録削除となりましたので、使用しない用にお願いします。
水和剤については、かんきつ、トマト、ミニトマト、ブロッコリー、なす、かぶ、はつかだいこんについての登録が削除されました。

また、使用倍数、使用時期、使用回数につきましても変更がありますので、下記をクリック
していただいてご確認ください。（弊社のインターネットＨＰの商品名をクリックしても、同様の情報が得られます。）

http://www.agrofrontier.com/news/pdf/ortran_label_henkou1409.pdf

○その他、コルト顆粒水和剤についてはだいこんの追加登録を取得しようとしていましたが、これ　　を止めました。
○ジメトエート乳剤、粒剤については９月末で製造販売をメーカーが止めたとのこと。
　　ネギ栽培農家がネダニに効果の高い薬が無くなるということで困っておられるようです。
○バイジット粒剤のメーカーの製造販売は、来年９月末までで止められるようです。

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