2016年5月12日
5月連休明けまでに静岡県内の1番茶の収穫は・・・・・・・・・・
終わったと思いますが、前年比7%の価格ダウンでしたとの報道がなされているとのことです。
7年間ぐらい続いている茶価の低迷は茶農家へのかなりのダメージになっています。
県内の茶農家では遮光による粉末茶の生産が急に増えている状況で、輸出用も含めて
需要が高まっている種類の茶への転換が増えてきていると思われます。
その他、JGAP、輸出茶向けの国別(EU,米国、台湾、ロシア等。)農薬使用基準に合わせて
使用農薬を変えるための散布農薬の変更などをせねばならず、配置農薬を減らして、
各茶期ごとに使用薬剤をこまめに変えていくなど、今までの国内向け生産体制とは違った
防除体制に取り組むということで、農薬の仕入れ、販売が難しい年となっています。
輸出茶のライバル国は、中国、ベトナム、タイ、などで、味、品質、価格面での競争もあり、
前途多難な気がします。
農薬通販JP
鳥羽 和興
by at 08:06