イギリスの国民投票による・・・・・・・・・・・・・・・・・
EUからの離脱決定は世界中にショックを与えた。
EUは今後離脱する国が増えて、大きな変化をきたすと思われます。
イギリス人は移民の大量流入を嫌ったものと思われています。
これは、シリアからの流入ではなく、東ヨーロッパからの流入です。
世界の潮流はグローバリズムからナショナリズム化の動きに変わっていくようです。
アメリカでも、トランプ大統領候補(共和党)やサンダース(民主党)候補もグローバル化
には反対で、米国民の支持を結構あつめているのが現状です。
日本の総理大臣はTPP推進に熱心ですが、これはグローバル化そのものです。
また、農協組織の株式会社化もグローバル化で米国の商工会議所の日本における
日本政府への要求がこの組織への参入を狙ったものと言われています。
米国のトランプ候補は日本に対して関税の引き上げ、日本への米軍駐留経費の大幅な負担増
加の要求、南米からの移民の阻止など、米国への富のかさ上げを狙った政策を次々と
訴えています。
米国、ロシア、EU、中国、韓国と世界中が景気悪化が予想されている中で、日本も
この影響をかなり受けるのではないかと心配されます。
TPP参加により人・物・金の流入が止まらなくなった場合、今のヨーロッパのような難民
の流入も拒むことが出来なくなる恐れが十分にあるそうです。
世界中の人々は皆、平等に働くことは理想ですが、現実的には過剰労働者があふれる
ことになり、アメリカのようにワーキングプワーの問題に引きずりこまれ、グローバル企業のみが
莫大な利益を生み出し、ろくに税金を払わないという、困った社会になってしまうということ
なのです。
自民党は世界の流れをよく観察し、政治の方向を誤らないようにして欲しいと思います。
農薬通販JP
鳥羽 和興