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現在、自民党を含めた与党は・・・・・・・・・・・・・・

TPP法案の成立に向けた動きを早めているようだが、経済評論家の三橋貴明氏によると、
これは、世界的なグローバリズムに加担するもので得策では無いとのことである。
いわゆる、世界的な巨大企業が成長していくのを助けるだけで、日本のデフレは改善されない
ということである。TPPを推し進めると、国家間の人、物の垣根が無くなり、物価は安くなり、賃金も
安くなり続けるということで、ますますデフレがひどくなるばかりとなる。
イギリスのEU離脱は、このグローバリズム反対で、ナショナリズムへの転換を選択したものである。
米国も大統領候補の2人とも、このTPPには反対を表明している。
(最近、小泉進次郎氏は農林部会長の立場から日本の肥料、農薬は韓国などの外国に比べて
割高であると強調しているが、これには、日本の農薬の登録制度などもかなりからんでおり、
各作物の病害虫について各々6箇所の農業試験場の試験成績を要求するなど、世界的にも
高額な開発・登録に関する高額な費用がかかっていることも背景にはあり、試験費用や人件費
がかかっており、外国の登録制度とはかなり違うことを調べた上で比較していただきたいと思う。)
日本は農産物の関税を無くすと、東南アジア(ベトナムなど月収5000円くらいの国)からの安い農産物で苦しめられることになる。

これは、農業だけの問題ではない。医療、介護、建設作業場、その他あらゆる産業での人、
物の流動が可能となるため、今のドイツと同じ様な状態になり、デフレの進行が進み、
一度日本で代々住んでる人を出て行けとは言えない状況になる。
この結果、世界的に展開しているコングロマリットのみが栄え、税金をあまり払わないという
状況が世界的に問題化している。
この移民(主に東欧からの移民)を嫌ったのがイギリスである。
トランプ氏もこの移民問題(主にメキシコからの)を政治課題にして戦っている。
安倍首相が野放図にTPP参加を急いでいる意味が分からない。
日本にとって、TPP参加が悲惨な未来を作っていく可能性が高いと思う。
人によっては、日本が人手不足なので大いに東南アジアから移民を導入するのは、良いことではないかという人もいる。
では、かなり不景気になっている中国、韓国、東南アジア、その他アフリカなど世界中から
日本への移民を認めていったらどうなるのか、とても世界中の人を助けるほどの余力は日本
には無いと思う。これからは、ドイツ銀行の経営破綻も噂されており、EU全体が不景気になりつつある。ロシアもシェールオイルなどの資源価格の値下がりにより不景気。中国、韓国もひどい状況。アメリカも不景気が続いており、金利も上げられない。ブラジルもバイオエタノールにより、ガソリンの代替を目指したが、シェールオイルの値下がりにより壊滅状態になった。
結果、世界で今一番景気の良い国は日本のようだ。(日本に居ては感じないが。)
ここで、政治家は舵取りを間違えないようにお願いしたいものだ。
                                                  農薬通販JP
                                                   鳥羽 和興

by   at 10:44
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