2016年11月11日
アメリカの大統領にドナルドトランプ氏が・・・・・・・・・・・・
選ばれた。
この人の演説では、メキシコ移民を国境線に高い壁を作り、阻止する。 イスラム教徒の
米国内への移民受け入れを拒否し、国外退去をさせる。 また、TPPへの加盟は取りやめる。
などと演説している。
これらが、移民による低賃金雇用者の増大に苦しむ、白人低所得者層の熱狂的な支持を生み出
した。 第2次世界大戦以降、戦争を重ねてきた米国は、経済的にも大きな負債を抱えている状
況で、グローバリズムよりもナショナリズムが優勢となってきた。 歴史的に観ても第1次大戦前
までは他国のことには関わらない国であったが、ナチスドイツの進撃に苦しんでいたフランス、
イギリス、その他の国が英国のチャーチル首相が中心になって米国の第2次大戦への参戦を
促したとの話もある。
◎上記のTPPについては米国が参加しない以上、その他の中南米、アジアの国々との
間のみでTPP協定を結んでも日本にとって、低賃金労働者の流入、安い農産物の流入に
苦しめられるだけで、(パソナグループの竹中平蔵氏(同社の取締役会長)の参加しておられる
政府の産業競争力会議の主力メンバー・・・・・・・この経済学者はグローバリストの典型)
TPP参加のメリットはほとんど無いと思われるが、政府(安倍首相)はこの協定への参加
を急いでいて、異常に感じます。
日本農業にとって、はTPPは限界なき農産物の限界なき安値競争に巻き込まれる恐れ
が強く、この参加はやめた方が良いと私は思っています。
農薬通販JP
鳥羽 和興
by at 09:24