2020年7月 8日
地球温暖化が・・・・・・・・・・
影響しているのかは分かりませんが、年々梅雨時期の雨の勢いは強くなっております。
今年も、九州の熊本、鹿児島、福岡、大分、長崎、宮崎などの県に被害が出ており、
特に熊本県では50名近い死者も出ている。 8日には、岐阜、長野県も洪水による
被害が予想されると報道されており、心配です。
この雨の被害を農業の場面から見ていると、この大雨が連続的に続くことにより野菜、
果樹の病害の発生がかなり心配されます。 野菜類では、うどんこ病、べと病、褐斑病、
軟腐病、黒腐れ病、斑点病、灰色かび病、などの単一、又は複合的な発生の恐れが
あります。 これらの病害には新農薬を含めて、各種の殺菌剤が有りますが、予防的に
散布する農薬として各種の銅剤があります。 銅剤には、有機銅剤(ヨネポン水和
剤、キノンドー水和剤)や無機銅剤(Zボルドー、コサイド3000、クプロシールドな
ど。)が有ります。これらの中で作物に対する薬害が少なく、汚れも少なく、展着性
にも優れる特徴を備えたヨネポン水和剤をお勧めします。
是非お使いになってみてください。 また、殺菌剤では作物に幅広く登録があり、
予防的な効果の高いダコニール1000は皆様もよくご存知だと思います。
これらの剤をある程度、定期的な予防散布をすることにより、経済的に病害被害に
遭わないように、気を付けましょう。
農薬通販JP 鳥羽 和興
by at 14:16