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ついに・・・・・・・

静岡県でも中国からの侵入害虫が(全国では26県で)発見されました。

それは、以前にご紹介した、ツマジロクサヨトウです。

静岡県病害虫防除所は、7月13日、特殊報第1号を発行しました。

ツマジロクサヨトウは、昨年7月3日、日本国内21府県で発生が確認されている

害虫で、原産地は北米、南米です。2016年にアフリカで発見されその後、19年には中国

、台湾、朝鮮、日本でも発生が確認されていました。蛾になってから、産卵するまで

500㎞も移動する能力のあるヨトウムシで、アブラナ科、イネ科、キク科、ナス科、

ナデシコ科、ヒルガオ科(サツマイモ)、マメ科など、なんでも食害する農業の

大敵です。

◎世界的な話題となっているサバクトビバッタはアフリカ東部からインドまでは

 大発生し、加害されて問題となっていますが、まだ中国、日本では確認されていま

 せん。 でも、中国では、これに代わり、イナゴがタイ、ミャンマーの方から

 侵入し、また中国北部では中国産のイナゴの発生が多く、問題となっているようです。

 その他、中国からの侵入害虫ではクビアカツヤカミキリが日本の桜、桃、梅、スモモ

 などの果樹に侵入し、樹を枯らすということで恐れられております。これは年々

 増え続けていると思いますのでご注意ください。

 世界はコロナだけでなく、洪水(中国、日本)、害虫の大発生などに襲われています。

 食料確保にご努力をお願いします。

         農薬通販JP  鳥羽 和興

by   at 08:41
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