2021年6月10日
四国、近畿、東海地方に・・・・・
四国、近畿、東海地方の各県から、水稲のトビイロウンカ、セジロウンカの誘殺灯への
飛来が確認されたと発表されている。 早い所では5月17日から、静岡県では5月23日か
ら誘殺が確認されている。 平年ならば、7月上旬の誘殺が確認されるが、今年は1か月
以上も早い。 梅雨入りも3週間早かったが、中国南部、ラオス、ベトナムからの
梅雨前線によって運ばれる時期が1か月も早いということは、昨年問題となった、
8月から10月にかけての、主にトビイロウンカの水稲の坪枯れ被害が1か月早く
始まり、その被害が大きくなる恐れがあるということです。
予察灯へ飛来した県をあげると、㋄中旬では徳島県、和歌山県、大阪府、㋄17日から
20日にかけては、奈良県で複数回、㋄23日、6月5日には静岡県で確認された。
気象庁の1か月予報によると、これから1か月は気温が平年より高く、降水量は少ない
予報となっており、ウンカ類の増殖に適した気候条件であるので警戒してほしい。
防除剤としては、エクシードフロアブル、MRジョーカー粉剤DL、トレボン粉剤DL、
キラップフロアブル、MRジョーカーEW、トレボンEW,トレボン乳剤などでの
防除を徹底するようお願いしたい。 各薬剤によての散布回数制限(2回又は3回まで)
を守って防除をお願いします。
弊社の農薬通販JPでも販売しております。宜しくお願いします。
※上記の防除剤でエクシードフロアブルが特効薬ですが、毎年売り切れとなるため、
お早めにご購入、準備されますようお願いします。
農薬通販JP 鳥羽 和興
by at 14:46