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6月29日、・・・・・

6月29日、静岡県病害虫防除所から農作物病害虫発生予察情報が出された。

それによると、7月は、トビイロウンカ、セジロウンカの発生が多いと予測されている。

以前にもお知らせしている通り、今年は中国南部、ベトナムからのトビイロウンカの

飛来が1か月以上の早く、日本の梅雨入りも平年より3週間も早い状況である。

これは、静岡県だけの話ではなく、徳島県、和歌山県、大阪府、奈良県でも同様に

トビイロウンカの飛来誘殺が確認されていて、各県とも警戒、防除の徹底を呼び掛け

ている。 トビイロウンカは1か月ごとに世代を繰り返すという生態で、少なくとも

3世代以上、日本で増殖を繰り返すという恐ろしさで今後の被害が大変心配される。

防除の適期としては、7月中旬から8月上旬にかけての防除が大切である。

昨年の被害は県内でも10アール当たり、収穫2俵からゼロという農家もあり、

防除をしないと大変なことになる恐れが十分にあります。

◎防除剤としては、エクシードフロアブル、キラップジョーカーフロアブル、Mr.ジョー

カーEW、トレボンEW、トレボン乳剤などでお願いします。

◎尚、この害虫は、稲の株元に多く集まる性質がありますので、防除の際は、稲の

 株元によく噴霧するよう心がけてください。

◎上記の薬剤の中で特効薬はエクシードフロアブルですが、発売以来、メーカーは

 毎年、品切れを起こしておりますので、早めに現物の確保をお願いします。

           農薬通販JP  鳥羽 和興

 

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