今年の夏は・・・

今年の夏は梅雨のような気候で雨の日が多かったですね。

9月になってからは急に気温が低くなる日がきたりして、作物の実りにはあまりよくない

ので影響が心配されます。　　世界的にも地球温暖化の影響もあって、中国、ヨーロッパ

での大雨による災害があり、農作物の被害も多く出ているようです。

このためか、国際的にも肥料原料の価格が上がっております。　原油も昨年に比べては

かなり値上がりしているため、今年の秋からの農薬価格、肥料価格（日本は肥料をほぼ全

量輸入している。）は値上がりする予想です。農薬は原料は石油のものが多いため、これ

も値上がりします。特に農業用に使っている機械油乳剤などはその率が高くなると

思われます。　　その他値上がりが予想されるのは、展着剤、有機リン剤などですが、

肥料にくらべて成分含量が低い有機リン剤の値上がりはそれほど大幅ではないと

思います。　この２年間近くにわたって続いているコロナの影響で世界的にお金

を多く発行している影響もあってインフレ傾向が強くなってきています。

アメリカではウッドショックといって木材価格が５倍に高騰したそうです。　日本でも

木材は５割高となっているようです。　その他、鉄鋼、銅、原油、輸送費なども

値上がりしていますから物価があがるのは仕方がないと思います。

肥料の値上がりは１１月からですが、６月と同じくらいの値上がりとなると予想

もあります。　大変ですね。　これから手当しても、国際価格は常に動いていますから、

十分な量は確保できないかもしれません。

日本は２３年もデフレが続いていたので、これをきっかけに少しインフレ気味に

なったほうが良いのかもしれません。国際的にインフレが続く中で物価が上がらないと

ＧＤＰで世界中がら日本だけが取り残される恐れも有ります。　消費税を早く撤廃して

活力ある経済を取り戻して欲しいものです。

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