トップページ »  » 最近、原油の世界的な・・・・・・

最近、原油の世界的な・・・・・・

最近、原油の世界的な値上がりにより、1バーレルあたり80ドルを7年ぶりに超えて

きました。 ガソリン価格も全国平均が160円を超えてきたのでご存じの方も多いと

思います、昨年は1バーレル(約30リットル。)あたり25ドル以下だったので、

3倍以上ですね。高くなっているのは石油だけではありません。 鉄、銅、アルミ、

非鉄金属、木材(アメリカではウッドショックといって5倍に値上がりしています。)

大豆、麦、とうもろこしも米国の不作により値上がりしており、その影響で日本国内

の鶏卵の相場もかなり値上がりしております。

上記の影響で農薬業界の12月からの値上げも例年になく値上がりしそうです。

この資源の値上がりは上記にとどまらず、リン鉱石、カリ鉱石、窒素(尿素など)

など肥料原料の値上がりにも影響しており、肥料も6月の値上がりと同程度の値上がり

となりそうです。 原因はこのリン酸、カリの原料が中国をはじめ、世界数か国でしか

産出できないのと、それらの国が気象悪化により農産物の不作が続いており、 肥料の自

国優先の確保となり、値上がりしているということです。 

米国は干ばつ、中国は長雨・洪水とイナゴの被害、欧州の大雨による小麦の不作と

いう被害が出ています。 日本は23年来のデフレ続きで、GDPはずっと横這いで

すが世界はインフレ化がすすんでいます。いづれ日本も世界の流れに巻き込まれ

物価の上昇、インフレ、金利の高騰化が進むと思いますが、デフレよりもインフレ

の方が良いと思います。 GDPが500兆円のままでは、近隣諸国に経済面でも

負けてしまい、国力、防衛予算をみても10倍以上の差をつけられてしまうと、

他国の支配下におかれ、チベット自治区、内モンゴル自治区、新疆ウイグル自治区、

香港と同じ運命をたどる可能性があると思います。

日本はDGPでは世界第3位ですが、国民に愛国心が薄く、自衛の意識が少ないのは

問題です。  せめて食料はすべて自国で賄える体制を常にとっておくことが

肝要だと思います。

          農薬通販JP   鳥羽 和興
            

             

by   at 08:27
2021年10月
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31