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去年から・・・・・

現在に至るまで、アメリカと中国の覇権争いからくる争いと香港、ウイグル、台湾を

めぐる人権問題、領有問題で米国、英国、オーストラリアなどと中国との問題がだんだん

大きくなっています。 アメリカのニューヨーク証券取引市場では、DiDi(大手タクシー

会社)、アリババ(大手通販会社)、テンセント(インターネットサービス、同広告会社)な

どが上場廃止となるなど、百数十兆単位の経済的ダメージが出ています。 また、中国国

内では、不動産大手の恒大集団が33兆円もの負債をかかえて倒産しそうな状況です。こ

れは日本の3大不動産会社3社の合計よりも大きい規模の倒産となりそうです。

この様な状況の中で、中国から日本への肥料の輸出量が減少しているのは、中国国内

の今年の多雨、洪水多発や中国東北部のイナゴの被害が多かったなどの影響で

中国国内の肥料の確保の優先が原因と思われますが、日本で使う肥料の大部分を

中国に頼ってきた日本にとっては、かなり深刻な影響が出そうです。

日本国内の農薬も、その原料、製品の30%くらいは中国の工場で製造されていて、これが

例年の輸入量の中国から日本への流通が減少すると、肥料原料、製品の日本への流通減少と

同じような大変な影響が出るかもしれません。 この予想は難しいですが、来年の

5~6月以降の輸入については、まだどうなるかははっきり分からない状況の

ようです。  兎に角、必要な農薬は早めに確保された方が良いと思います。

また、ラウンドアップのジェネリック商品については、中国からの原料、製品の

値上がりが大きくなっておりますので、宜しくお願い申し上げます。

          農薬通販JP  鳥羽 和興

◎世界の大国、中国の動向からは眼が離せませんね。 怖いです。

by   at 15:45
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