2022年5月13日
肥料業界が・・・・・・・
大変な状況になってきているようです。
今年の6月からの肥料価格の値上がりについては、以前のブログでその情報を
記載させていただきましたが、さらに大きな値上がりとなりそうだとの話が出ています。
現在の価格よりも50%くらい値上がりしそうだとのことです。
では、農薬業界の新年度(10月~12月)からの値上がりは、まだ予想が出ていません
が、肥料ほどではないでしょうが、(成分含量が低いため。)かなりの値上がりが
予想されています。 これは、中国からの輸入品がリン酸をはじめ尿素などの
値上がりがさらに厳しくなっているためです。またこれに代替するべく米国、カナダ
中近東、東南アジアなどから輸入すると、船賃などの費用がかなり大きな負担になる
ことがあります。 また、世界的にロシアとウクライナの戦争により、ただでさえ
農作物の不足状態が加速し、肥料、農薬の相場が押し上げられている影響が大きい
ためです。だからといって、メーカーも数年分を買い込むと、豊作や戦争終結などに
よって肥料、原油、農薬の相場が大幅な値下がりになる可能性もあるために、買い込め
ないのが実情です。 上記の戦争により、アフリカや中近東は食料不足で飢饉が
酷くなり、餓死者が出てくる恐れが大いにあるそうです。心配ですね。
取り敢えず必要な農業を続け上での肥料・農薬・資材などはある程度、確保する
ことが大事ですね。
農薬通販JP 鳥羽 和興
◎既に以前より、OATハウス肥料のなかにはリン酸肥料を中心に、メーカーの割り当て配
分になっている商品もあります。 それは上記の影響が出ているとご理解ください。
by at 07:54