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今年の梅雨は・・・・・

今年の梅雨は、平年よりも3週間も早くやってきて、しかもその期間が長く続きそうだ

とのこと。  これだけ長く続くと日照不足で水稲では、いもち病の多発生が心配

されますね。 野菜や果樹では病害の発生が多くなる恐れもあります。

また、害虫では水稲のジャンボタニシの被害も心配されます。 野菜では、ナメクジ

やアブラムシによる被害にも気を付けなくてはいけません。

水稲のいもち病対策では、苗箱施用剤を使われている方が多いとは思いますが、

今年は生育期にブラシん剤やオリゼメート剤なども、現場の状況を見ながら、

防除することも考えた方が良いのではないかと思います。

果樹や野菜では雨が多いと、軟腐病の心配や各種の病原菌によるカビによる病害の

被害が心配されます。  軟腐病にはスターナ水和剤、バリダシン液剤5,その他

銅剤ではヨネポン水和剤もお勧めします。ヨネポン水和剤は今まで500Gのみの

販売でしたがこの度、新たに1KG包装が発売されました。まもなく農薬通販JP

でも掲載し、販売がスタートとなります。

その他の病害には、ダコニール1000、ベンレート水和剤、パレード20フロアブル、

アフェットフロアブル、ファンタジスタ水和剤などいろいろな殺菌剤がありますので、

登録内容をよく見て、使用できる作物、倍率などを確かめながらお使いください。

また、水稲の害虫ですが、ジャンボタニシにはジャンボタニシくん(2KG入り)、

スクミンベイト3(2KG入り)などがお勧めです。

ナメクジの防除へのお勧めはスラゴです。成分はリン酸第2鉄で肥料成分ですので、毒性

に心配はありません。容量は450G、1KG、2KGです。その他、ナメクリーン3

もあります。

また、水稲栽培では、雨の日が多いと水田除草剤の施用時期を逃しやすくなりますので、

お気をつけください。 水田後期除草剤も新薬を含め、多種出てきておりますので、

ご利用ください。  また、昨年秋にかけては、場所によってトビイロウンカの

被害がかなり多く出ました。今年はこの二の舞とならないよう、良く効く殺虫剤も

出てきておりますので(エクシードなど)水田の被害状況などを観察しながら、

防除を徹底していただきたいと思います。(被害のひどい方は収穫ゼロ状態でした。)

     農薬通販JP  鳥羽 和興

by   at 15:08
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