2021年10月27日
10月から始まった令和4年度、農薬の・・・・・
価格は例年よりも値上がりが大幅であると思っていますが、肥料業界は、これ以上に
大変な状況のようです。
この原因は、中国の洪水とイナゴの害、及び中国の資源の外国への輸出方針が
変化しているようです。 まだ、詳しくは分かりませんが、中国、アメリカ、モロッコ
ぐらいしか肥料原料のリン酸が生産できないことと、窒素肥料製造工場の大部分
が、中国などにあることが現実であり、上記の国が農作物の不作に悩まされている
現況からして、日本は今後安価に入手しにくい状況が続くと予想されます。
絶対量が不足すれば、ベトナムをはじめ、あらゆる肥料の産出国からの輸入手当も
実施していかなければならないかもしれません。 心配ですね。
兎に角、この状況は来年以降も続く可能性があるかもしれないということです。
私は今の仕事は、農薬、肥料の商売の他に豊田肥料の関連会社の卵の販売会社の経営も
しているのですが、昨年に比べて米国からの養鶏の飼料が2倍に値上がりしておりまし
て、スーパーも鶏卵の値上がりがひどいので、売り出しをしてくれなくなってしまって
います。 この原因は、米国のとうもろこし、大豆、小麦粉の不作が原因しています。
日本はもっと食料生産に国費を投入し、農業の保護、食料の安定供給に力を入れるべき
です。
農薬通販JP 鳥羽 和興
by at 11:28