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昨年はトビイロウンカの・・・・・・・

静岡県では、昨年はトビイロウンカの被害が多く、全国的に稲の出穂後の減収被害に

やられて、菊川市、袋井市などでは、ほぼ収穫皆無になった圃場もありました。

この害虫は日本では越冬できないため、中国南部、ベトナム、ラオス北部からの梅雨

前線に乗って日本に飛来し、大きな被害をもたらします。

昨年は、台湾、中国福建省、湖南省、湖西省、広東省から6月10日~7月12日にかけて

(18回)、梅雨前線にのって日本に飛来したようですが、今年はこれより3週間も早く、

5月6日~5月26日にかけて、すでに8回同地域から飛来している可能性があるようです。

日本の梅雨が昨年よりも3週間も早くやってきているので、仕方がないですが、

害虫の日本への渡来もそれだけ早くなる可能性が有るわけですね。

セジロウンカ、トビイロウンカの日本での生育期間が長くなると、それだけ被害が

昨年より増える可能性がありますので、今年こそは水田の見回りを増やして、坪枯れ

等の被害にやられないようにお気をつけください。

本田防除剤ではエクシードなどの特効薬などもありますので、品切れにならないうちに

確保してください。

          農薬通販JP   鳥羽 和興

by   at 14:18
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