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ロシアによるウクライナへの・・・・・

侵略戦争は続いていますが、これによる世界各国の経済的対処は今後ますます

厳しくなっていきそうです。

ウクライナを見ていると、やはり武力を持たないと、アメリカ頼みで安心していると

いざというときに他国は日本の代わりに犠牲を出してまで、日本を守ってくれない

と痛感します。  上記経済面から見ますとただでさえ、食料(小麦、大豆、とうもろこ

し等)が国際的に値上がりしているのに、この戦争で貿易の抑制がありますので

値上がりが予想できます。 原油も1バーレル100ドルを超えもっと値上がりするのは

確実です。 これは昨年の5倍です。 鉄や非鉄金属もこれを生産するのに

かなり原油を要します。もちろん、ガソリンなどの燃料も値上がりしますので、

必要な食料、農業資材などは早めに確保された方がよろしいと思います。

ただでさえ、インフレなのに、ますますこれが過熱していくのではないかと心配です。

         農薬通販JP   鳥羽 和興

◎こういう時は、もっと政府の予算を増やして、防衛費、研究・学術費、公共事業費

 の不足がないようにしてほしいですね。 プライマリーバランスのことばかり

 考えて予算を組まない政治家は国家を破綻に向かわせる恐れが有りますね。

 今回の戦争で痛感しました。 日本はウクライナのようになってしまわないように

 してほしいですね。日本の周辺にも領土拡張を進めたい国が有りますから。

by   at 17:29  | Permalink

3月の静岡県農作物病害虫発生予察情報が・・・・

出ました。

茶       赤枯れ病・・・・・・・並

トマト     灰色かび病・・・・・・やや多
        葉かび病・すすかび病・・多
        黄化葉巻病・・・・・・やや少
        タバココナジラミ・・・多

たまねぎ    腐敗病・・・・・・・・やや少
        灰色腐敗病・・・・・・並
        ネギアザミウマ・・・・やや少

いちご     灰色かび病・・・・・・やや少
        うどんこ病・・・・・・やや少
        炭そ病・・・・・・・・やや少
        アザミウマ類・・・・・多
        ハダニ類・・・・・・・やや少
        アブラムシ類・・・・・やや多
                           以上

          農薬通販JP   鳥羽 和興

by   at 07:59  | Permalink

前回、非選択性除草剤が年度当初、期中に・・・・

値上げしそうだとの業界情報があるということを少しふれました。

しかし、その中で値上がりしない品目が有ります。  それは、プリグロックスです。

代替えを検討される方は、プリグロックスの代替使用をご検討ください。

宜しくお願いします。  最近の情勢としましては、リン鉱石原料の不足から、

値上がりし、尚且つ商品が不足する事態も起きてきています。

以上、業界情報をお伝えしました。

         農薬通販JP   鳥羽 和興

by   at 16:48  | Permalink

日本の肥料業界の事情は・・・・・・・・

以前に、このブログで何度かご紹介しておりますが、大きく世界の情勢を見てみますと、

昨年の中国の水害とイナゴによる農作物の不作、米国の干ばつなどによる農作物の

不作、ヨーロッパの水害による不作は、中国、米国のリン鉱石の輸出制限と値上げ

に結びついていまして、この2か国で世界の約70%以上のリン鉱石の輸出シェアを持っ

ており、残るリン鉱石の産出国はモロッコくらいしか有りません。 しかも2年半近く続

くコロナの世界的な感染増加で荷役労働力が不足しています。 原油は脱炭素社会を

目指すことが国際的な協定となり、原油の新たな掘削を米国も中近東も止めました。

これは新たに掘削を再開したとしても8~10年は掘り当てるまでに時間がかかる

そうです。  脱炭素で石炭の採掘も、これを利用する発電なども中国は止めています。

原子力発電も新たに始めるにはかなりの時間がかかります。 ということで

世界的に電力不足、ガス、アンモニア不足などが起こっています。

なにが言いたいかというと、あらゆる石油製品、肥料、電力を必要とする工場の

稼働に以前よりもお金がかかるということです。 このため、今後は(既に始まっていま

すが、)インフレが世界的に進むということです。 コロナで世界的に労働力も不足して

います。 ということで、肥料業界だけでなく、農薬業界もこのインフレの波に

飲み込まれていく可能性が高いです。 一番可能性が高いのは非選択性の除草剤です。

その成分に有機リンを含む除草剤はラウンドアップだけではありません。

今年の期中にも再度値上がりする可能性があると思います。

肥料も6月からの価格改定時期にまた上がるし、数量も不足し続ける可能性が有ります。

原油も値上がりし続けると運賃やあらゆる生活物質が値上がりする可能性が高いです。

既に材木、鉄、銅、アルミなども値上がりしております。

太陽光発電、風力・波力発電、地熱発電などは電気の蓄電ができないので頼りにはなら

ないようです。

このインフレがいつまで続くか分かりませんが、先行き心配ですね。

         農薬通販JP  鳥羽 和興

by   at 13:06  | Permalink

日本はオミクロン株の急激な伝染拡大により・・・・

感染拡大がまだ止まらない。  ここ静岡県袋井市でも2月20日までは蔓延防止措置による

規制が行われていて街は静まり返っています。  昨日の新規感染者は9万人の人口

で33人でした。 肥料、農薬の商売の情勢としては、肥料は前年並みの物量の確保が

なかなか難しいようなことで困っています。 農薬はグリホサート剤のジェネリック品

の値上がりが大きく、売れ行きも悪い状況です。また、原油の値上がりが大きく、

油剤、乳剤、有機リンの乳剤、展着剤を中心に例年よりも大きく値上がりしています。

OATアグリオの肥料製品につきましては、11月の値上げはしませんでしたが、2月1日

期中値上げをしましたが、肥料業界全体が中国からの肥料の輸出規制により、

肥料が全然足りない、値上がりもしているということで、OATハウス肥料への

受注が集中しまして、ハウス肥料、養液土耕、タンクミックスなどすべての商品

がメーカーの割り当て出荷になっておりまして、今のところ品不足が続いています。

◎北海道のタマネギの植え付け時期がせまっていて、この作付けに使う肥料が中国

から輸入できず、モロッコやヨルダンから全農や商社が輸入しているそうですが

うまく間に合うと良いですね。

◎追伸・・・7か月前に品切れとなっていた、モレスタン水和剤100gが2月下旬には
 メーカーの製造再開により販売されることになりそうです。大変お待たせしました。

          農薬通販JP  鳥羽 和興


by   at 08:09  | Permalink
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