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病害虫防除所から10月の農作物病害虫・・・・

発生予察情報が出ました。

稲       トビイロウンカ・・・・・やや多

大豆      べと病・・・・・・・・・やや多
        ハスモンヨトウ・・・・・並
        カメムシ類・・・・・・・やや少

温州みかん   青かび・緑かび病・・・・やや多
        ミカンハダニ・・・・・・やや少

中晩柑類    かいよう病・・・・・・・やや多

果樹全般    果樹カメムシ類・・・・・やや少

茶       チャハマキ・・・・・・・やや多
        チャノコカクモンハマキ・・やや少

トマト     葉かび病・すすかび病・・並
        黄化葉巻病・・・・・・・多

だいこん    コナガ・・・・・・・・・並

ねぎ      黒斑病・葉巻病・・・・・やや少
        ネギアザミウマ・・・・・並
        シロイチモジヨトウ・・・並
        ネギハモグリバエ・・・・やや多

レタス     ハスモンヨトウ・・・・・並

いちご     炭疽病・・・・・・・・・やや多
        ハダニ類・・・・・・・・やや多
        ハスモンヨトウ・・・・・並
        
作物全般    オオタバコガ・・・・・・多

                        以上
       農薬通販JP   鳥羽 和興

◎近日中に農薬通販JPから新商品の微少害虫誘引の粘着紙「エコペタ」2種類
 が発売されます。 このエコペタには2種類ありまして、緑、黄色です。ハウス栽    培で静岡県内では緑と黄を販売しています。 緑はミナミキイロアザミウマに良く効きます。 黄色はコナジラミ類、チャノキイロアザミウマ、ハモグリバエ類、ネギアザミウマ、ミカンキイロアザミウマ対象に使います。この粘着紙は、10アール当たり、100枚
から400枚程度を虫の発生程度に合わせて調整してお使い下さい。
使用方法は、地面に置く、割りばし等に挟んで立てる。針金や紐などを利用してぶら下げる、などの方法でお使いください。

by   at 11:21  | Permalink

来年度(今年10月以降)の農薬の価格は・・・・・・

何が値上がりするのかと、最近よく聞かれます。

この1年間、原油、木材、輸入食糧、鉄や銅、アルミ、ニッケルなどの鉱物資源、

燐鉱石、カリ鉱石(ロシアとウクライナの戦争によって値上がり。)を始めとする

肥料原料も高騰しています。 その上国際通貨のドルが米国のトランプ、バイデン両大統

領のコロナ助成金合わせて2年間で800兆円以上の支出により9.2%のインフレとなった

ため、米国のFRBにより、ここ数か月で2.25%の金利の引き上げを実施し、今後も

このインフレが鎮静化しない限り、これを引き上げ続けると言っています。

日本は、デフレが続いており消費者物価指数は2%から3%の間程度におさまっている

ということで、日銀が金利引き上げをしないと頑張っています。 このため、

1ドル110円台であったドルの相場が、現在142.81円とかなりの円安となっています。

この円安は輸入物価に反映され、上記の輸入品目のさらなる値上がりに響きます。

農薬はほとんど輸入品なので上記の全てが値上がり要因となります。

なにを言いたいのかというと、メーカーと全農との交渉で1年に1回、10月から

12月に決められる農薬の価格は、値上がり要因が例年になく多岐に渡っているのです。

細かくいうと、運賃、輸入船賃、包装資材、トラック価格の高騰、政府による

最低賃金の引上げ、段ボールの値上げ、電気、ガス料金の引き上げも関節的には

値上がり要素になります。

結論から言うと来年の農薬価格は値上がりします。

では、何が値上がり率が高いのか?  ですがこれは今後の交渉によって決まるため、

分かりません。  しかし相対的にかなりの種類が値上がりするのではないか

と思います。

◎比較的に値上がり率が高いと予想される物。 ・・・プリグロックスL、ザクサ

 機械油(トモノール、ハーベストオイルなど。)、石灰硫黄合剤、展着剤、銅剤、

あまり正確な予想とは言えませんが一応挙げておきます。これらの中でたいして

値上がり率が大きくなかった商品があっても責任は持てませんので、その際は

ご容赦ください。

          農薬通販JP  鳥羽 和興

by   at 16:20  | Permalink

肥料価格については・・・・・・・・・・

来年も需給状況は厳しいままであるとの話は聞いています。

ロシアとウクライナの戦争は長引きそうなので、状況が好転することは、あまり期待

が持てない。  中国の天候は今年の夏がかなり日照り続きで水不足となっている

という情報もあり、不作となりそうなので、中国国内優先で、日本への輸出分には

制限が続くのではないかと心配される。 肥料成分では、カリ肥料がロシア、ベラルー

シ、カナダなどが主なその原料の産出国であるが、この内、2か国が戦争中なので国際的

に不足で価格の上昇と品不足が続いている。

従って、今年の11月の肥料価格改定時には、カリ肥料成分入りの肥料の値上がりが

特に高騰しやすい傾向が予想されるということのようです。

           農薬通販JP  鳥羽 和興

by   at 11:51  | Permalink

今年の11月、12月以降に・・・・・

肥料が上がる、農薬が上がるとこのブログで申し上げましたが、全部が全部50%(肥料)

とか15~20%(農薬)とか値上がりするわけではありません。  その位値上がりする

商品が出てくるということです。 国内で生産される商品も有りますし、メーカーに

よりましてはより安い原料を他国から仕入れたり、備蓄在庫を保持して価格低減に

努力されたり、今まで輸入価格は値上がりしたが、売れ行きが悪すぎるので、今後の

値上げを自らの利益を圧縮して安く流通させたりするところも有るでしょう。

また、農薬価格は11月までに全農との交渉で決めるため、その交渉次第で

打ち出し価格も変わってくると思われます。 私が噂でお聞きしている情報では

最大このくらい値上げりしそうだという情報をお流ししているということで

ご理解ください。  宜しくお願い申し上げます。

          農薬通販JP   鳥羽 和興

by   at 09:32  | Permalink
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