います。 地域によっては台風の被害や豪雨の被害も出ています。 しかし、雨が少ない
地帯では日照りの被害が水稲では深刻化しつつある地帯もあります。 それに加えて
本年度からMr.ジョーカーという殺虫剤が販売中止となったため、その混合剤を含めて
多種類の殺虫、殺菌剤が同時に販売中止となりました。 このため、この他の殺虫剤を
販売していますが、出穂前後からの大型のカメムシに効果の高い農薬があまり無くて
農家の方も苦労しておられるのではないかと思います。 弊社ではこの代わりに、
スタークルメイト剤等を販売しております。
欧米が農薬の再評価をすすめており、これに倣って日本もあらゆる農薬の毒性や
残留性などの再評価を試験しなおして、販売できる農薬を30%から50%、今後
5年から10年近くをかけてふるいにかけて、減らしていく方向に進んでいくようです。
これは、環境への影響、残留性、使用者への安全性を考えて絞り込むという点では
良いのですが、農薬を使用する農家にとっては安くて良く効く農薬が減少していく
ということにもつながると思います。場合によっては農薬の効果が低くなり、収穫
が減少し、農作物価格が高騰する恐れもあります。 低開発国では食料不足に
よる悲惨な事態になる恐れもあると思います。 心配ですね。
農薬通販JP 鳥羽 和興