その人気が・・・・・・
低下しているのは、国民の生活が諸物価の高騰(インフレ)により、苦しい状況で
あるのにその対策が不十分であり、国民の大部分に不満があるのに、これに答えていない
ためです。 逆に防衛費の増額に伴い増税を検討しているようです。 その他、インボイ
ス制度の導入により、小規模事業者からも消費税を無理やり取り上げるということを
実施しています。 2020年の国の税収の一番の稼ぎ頭は消費税で、国の税収の60.8兆円
の内のトップで21兆円です。その次が所得税で、19.2兆円。3番目が法人税で11.2兆円、
その他の税が9.4兆円です。(2020年時点。)
消費税を取り始めたのは1989年、34年前で、3%でした。
この税金は子供から100才を超えるお年寄りまで、一律に10%(一部8%のものも有
る。)を徴収するという、弱者に厳しい税金です。 経団連からは、この消費税を
2012年において、2017年から2025年にかけて、17%から25%に引き上げて、早期に
プライマリーバランスの黒字化を達成すべきだとの提言が出されています。
それでは、30年前の税収構造はどうなっていたかというと、
1990年の税収合計は60.1兆円で、消費税は4.6兆円、所得税は26.0兆円、法人税は
18.4兆円、その他が11.1兆円でした。 上記の2020年と比較すると消費税が
16.4兆円増えて、法人税が7.2兆円減少しているのが分かります。
消費税は高齢化社会の福祉にお金がかかるからどうしても必要であるとの
ことで3%から10%まで増やしてきたのに、これを他の支出(企業税収分の代替)にも引
き当てていたということのようです。 25年~30年間も不況、デフレが続き、日本のG
DPが4.9兆ドルと、1995年から2021の26年間でほぼ横ばいに推移しており世界第3位で
すが、今はドイツに抜かれて第4位になったとも言われています。この間、アメリカ、中
国は数倍ののびを見せており、かなり追い越され衰退していると言われています。
もっと国の財政主体に考えるのではなく、国民の幸せ、満足のために行っていく
政治が望まれていると思います。
今日は、また農薬と直接関係ないことをブログに書き込みまして申し訳ありません
でした。
農薬通販JP 鳥羽 和興
◎消費税はヨーロッパ各国でも実施している国も有りますが、コロナの流行が
経済に影響していると判断すれば、その税率を臨機応変に国民が必要不可欠のものには
かなりその率を引き下げたりしているそうです。 (ご参考までに。)