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ナメクジの粒剤の防除剤は・・・・・

現在も売られている農薬は有るのですが、ランネート水和剤の製造が国内では、その

製造をするメーカーがなかなか難航しているようで、まだ製造予定の情報が入って

いません。   従って散布によるナメクジ防除をしていたかたからすると、困っておら

れる方も多いかもしれません。 先日、野菜栽培農家に上記のお話を伺ったところ、はく

さい、レタスの防除で使用している、ハチハチ乳剤は1000倍でなめくじに

登録が有るから、これをランネートの代わりに使用しているとのこと。 これは良いこと

を聞いたなと思いました。  その後、ハチハチ乳剤の農薬登録のある作物を調べました

が上記野菜の他、キャベツ、だいこん、かぶ、きゅうり、らっきょう、すいか、

ばれいしょ、やまのいも、ねぎ、ブロッコリー、ピーマンにんにく、にら・・・・

などにも登録のある農薬でありますので、なめくじ以外の上記野菜害虫を対象に    

ハチハチ乳剤で防除をしていれば、もしもその圃場に「なめくじ」がいれば、ついでにこ

れにも効果を発揮してくれると思います。 

これは良いヒントになるなと思った次第です。

             農薬通販jp  鳥羽 和興

◎これからは、米、欧諸国の農薬の農作物の受粉に役立つ、蜂類に影響のある

 農薬の規制、その他散布者に影響が出る恐れのある農薬などなどが農薬再評価の

 対象となり、これをクリアするための試験費用が莫大にかかることから、農薬

 メーカーが農薬の種類全体の3分の1程度を上記諸国にならって製造・販売を

 止めていく(これから3~5年後でしょうが。)時代になっていくようです。

 特に有機リン剤などはすでにかなり種類が減ってきていますね。

 こうした事態に、対処するメーカーは残った農薬の登録幅を拡大して対処する

 こともやっていくと思いますが、上記のような対処も必要な場面が出てくる

 かもしれませんね。


by   at 08:32  | Permalink

静岡県農作物病害虫防除所から3月の・・・・・・

発生予察情報が出ました。

茶       カンザワハダニ・・・・・・・多

トマト     灰色かび病・・・・・・・・・やや多
        葉かび病・すすかび病・・・・多
        黄化葉巻病・・・・・・・・・やや少
        タバココナジラミ・・・・・・多

たまねぎ    腐敗病・・・・・・・・・・・多
        灰色腐敗病・・・・・・・・・並

いちご     灰色かび病・・・・・・・・・並
        炭疽病・・・・・・・・・・・多
        アザミウマ類・・・・・・・・多
        ハダニ類・・・・・・・・・・多
        アブラムシ類・・・・・・・・やや多

                          以上

by   at 08:21  | Permalink

昨年10月から始まった・・・・

令和6年度は令和5年度と違って、農薬全般の値上がりも少ないことから、お客さまの

買い急ぎの動きが少なく推移しています。令和5年度は原油高、リン鉱石なっどの資源高

なども影響して令和4年度に比べて8%の値上がりでした。令和6年度は平均1%高

程度の値上がりとなっています。 ただ、油断が出来ないのは今年4月から始まる

運輸省による長距離運送トラックの運転手の加重労働を避け、事故防止になるように

1日当たりの移動距離の制限を設け、途中で宿泊なり、運転手の交代を義務付ける

という法改正が施行されるそうです。ただでさえ運転者の高齢化、若年労働者の

減少により運転者は不足していますが、ますます不足状態となり、運賃の値上がり

して製品価格にも反映されていくと思います。

◎ 話は変わりますが、日本のコメ生産農家が団塊世代の高齢化とともに現役引退

 状態となり、跡取り不足から、米生産をになう農家が減少して、

 今後日本は米不足になっていくそうです。 えらいことですね。

 これはお米だけの問題ではないのではないかと思います。 静岡県ではお茶が

 日本一の生産地となっていますが。40年近く前から茶価が低迷を続けており、

 高齢化も影響して茶生産を止める農家が続出しています。 ただ、茶生産を

 止めることができる農家は借金がない農家であり、まだ良い方だそうです。

 部落共同で製茶工場を運営している農家は借金が有るため、止めるに辞められない

 状態だそうです。 これは政治に問題があると思います。 政治家はなにを

 やっているのでしょうか? 政治家は自分たちの生活を豊かにするため、政治家

 としての収入が多いのに、さらに派閥をつくり、企業の人達を集めて多くのパーティ

 券を売りまくり(そのパーティには中國人をはじめ外国人まで集めているよう

 ですが)、これを政治資金に繰り入れ、(キックバックまであるようです。)

 この政治資金収入には税金がかからないという身勝手な法律まで造っている。

 そして親子3世代、世襲で政治家になっていいる・・・自分たちの金儲けのための政治

 家しか日本には居ないのでしょうか?

 米国、ドイツなどでは農家に対する補助金の額は日本より多額に出している

 そうです。 しかも貸金ではなく補助金です。 日本で若者が農業を始める

 には大変です。農地、家、作業小屋、農機具、肥料、農薬、ハウス資材、車、生活費、

 皆借金からスタートです。果樹農家になるとしたら何年この借金を続けなければ

 ならないのでしょうか? 無理です。 第2次大戦後日本はGHQによって大農家は

 農地解放され、小作人に農地が解放されました。 だから小規模農家からの

 スタートとなりました。ですから欧米以上に農家保護政策を続けなければ

 いけないのです。 でも日本の政治家、官僚は野菜などの価格が高騰すると

 すぐに外国からの農産物の輸入を増やし、国内産農作物の価格を引き下げることに

 熱心です。

 消費者ばかりを気づかい、国内農家が豊かになることに熱心な政治をしてほしい

 ですね。 この様な政治に熱心な国には農家の跡取りは育たないと思いますし、

 こういう姿勢で農家を守らず、お金を貸して借金漬けにして、農家を虐げるような

 政治をしてきたから、豊かな農業者が育たない。 農業者に貸金ばかり増えるような

 政策ばかり、永年にわたって強いてきたので農家が貧困なままで困っている状況

 であると私は思っています。 日本の農家はおとなしすぎるのではないかと

 思っています。  生活にいきずまって農業をやめたくてもやめられられない

 状況からは、借金を棒引きにしてあげたら良いと思っています。 そういう

 金融機関にはお役所の天下りの役人が在籍しているケースも多いと思っています。

 お金貸し過ぎで、生産過剰になったのは、農業金融政策の無責任が原因です。

            農薬通販JP  鳥羽 和興
    

 

by   at 11:57  | Permalink
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